11月1日にワールドラグビー年間表彰式が行われました。
それぞれ年間最優秀チームにニュージーランド、年間最優秀選手にニュージーランドのSOダン・カーター、年間最優秀HCにはオーストラリアのマイケル・チェイカ監督(就任1年でラグビーチャンピオンシップ優勝、W杯準優勝に導く)がそれぞれ選出されました。
そして今年から新設された「最高の瞬間」部門、フェイスブックと連動しファン投票によって日本の対南ア戦の大金星が受賞しました。
そして今回は、その他の3つの候補を紹介します!
そのうちの1つが、1999年W杯でフランスがニュージーランドを破った準決勝。
同国同士では同年6月に試合をしており、その際は7-54と大敗を喫していた。
そして大会中にはSOのT・カスタニェードが戦線離脱などもあり、準準決勝のアルゼンチン戦まで思うように戦えなかったという。
そんな中での王者ニュージーランド・オールブラックスとの対決。
前半では10-17と差をつけられるフランス代表。そして後半開始直後、ニュージーランドウィング(WTB・11番)ジョナ・ロムーにトライを決められ14点差。
非常に厳しい戦いとなったがフランススタンドオフ(SO・10番)のラメゾンの連続ドロップゴールで2点差に詰め寄ると、ラメゾンのパントを左WTBのドミニシがキャッチし、そのまま逆転トライ!その後もラメゾンを中心に2トライを重ね劇的勝利!
6月の大敗もあったことから見事な番狂わせとなり、今回の「最高の瞬間」として候補に挙がりました。
惜しくも受賞にはならずでしたが、ラグビーファンにとっては大興奮の1試合です!