野球のルールは本当に奥が深い!その深さにプロの審判までもが困惑することもしばしば。
今回はそんな野球のルールが深すぎる故に起こった珍プレーを紹介します!
珍プレーが起きたのは2015年の甲子園大会予選岡山大会、倉敷商-創志学園の試合です。
0-0と緊迫した投手戦で試合が進んでいた7回にその事件は起きました。
2アウトからの打者が3ストライクを取られ後、完全捕球でなかったがスイングアウト。
創志学園はチェンジと思い、ベンチへと向かいます。
しかし倉敷商業の打者は完全捕球でなくタッチがなかったため振り逃げをして1塁へ向かいます。創志学園ナインはベンチへと下がっているためそのまま2塁まで進塁。
ここで審判がタイムを取り審議に入ります。
結果は「振り逃げは成立するが、打者に走る意志がなかったため走塁放棄としてアウト」となりました。
うーん、倉敷商業の打者は三振した後に迷っている様子はありつつもしっかりと一塁へ向かっている気がするのですが…。
そして主審もストライクアウトとコールをしていますが、完全捕球の場合アウトのコールをしてはいけないというルールがあります。
疑惑の判定ですが、野球のルールが奥深いための珍プレーでした。